東日本大震災からまもなくの頃の話

2013-07-26

被災地の工務店としての記録。

先日、パソコン内のデータの整理をしていたところ、震災後の宮城の様子を写した画像が様々出てきました。
渡邊総建も、宮城の工務店として、復興に貢献するべく様々な現場へ足を運ばせて頂きました。
震災から、およそ2年4ヶ月程が経過しましたが、私達が見た宮城の様子を記録として残しておこうと思います。
少々長くなりますが、お付き合い下さい。

 

大地震が発生した直後から、宮城県では雪が降り始めました。

渡邊総建 津波の記録1

 

 

沿岸部では、住宅が立ち並んでいた街並みが跡形もなく押し流されてしまいました。

渡邊総建 津波の記録2

 

 

地盤の低い所では、数ヶ月経過しても水が引かない状態が続きました。

渡邊総建 津波の記録14

 

 

崩壊を免れても、津波に押され大きく傾いてしまった住宅も沢山ありました。

渡邊総建 津波の記録6

 

 

私達も、宮城県の工務店として復興のお手伝いをしたい。
早く元の暮らしを取り戻させてあげたい。
そう思いながらも、様々な困難に直面し、身動きが取れない状況にありました。

まず、材料が無い。
次に、施工業者が居ない。
そして、上記をクリアしても、単価が跳ね上がっている。
通常の倍以上の単価を提示してくる施工業者も非常に多く、仕事もずさんなものが多くありました。
震災直後は、言葉が悪いのは承知ですが、『まともな施工業者』を探して日々あちこち訪問していたのを強く覚えています。

なんとか業者が揃って、最初に取り組んだのは、津波で浸水したお宅の復旧リフォームでした。

渡邊総建 津波の記録8

床上浸水した住宅は、床下に大量の汚泥が堆積します。
この汚泥は、臭いもキツく衛生面でも大きな問題が有りますので、全て取り除く必要が有ります。

 

渡邊総建 津波の記録8

布基礎の住宅でも、既存の土の上に堆積はするもののキレイに剥がれます。

 

渡邊総建 津波の記録9

画像の様にキレイに塊で取り除けます。このお宅は5cm程の層になっていました。
汚泥を取り除き消毒をし、通常のリフォーム工事がようやくスタート出来る様な状況でした。

 

上で写真を載せた傾いてしまった住宅は、福島県から曳家(建物の移動や、不同沈下を直す専門の工法)さんに来て頂き、住める状態に復旧することが出来ました。

渡邊総建 津波の記録12

 

建物外部の給排水設備は、全て新規で入れ直し、新規の給湯器を設置、壊れた外壁の張替え等の工事をさせて頂きました。

渡邊総建 津波の記録10

 

 

この傾きが

 

渡邊総建 津波の記録7

 

すっかり真っ直ぐになりました。

 

渡邊総建 津波の記録11

 

 

 

最後に、忘れられない画像が一枚有りましたので、載せさて頂きます。

渡邊総建 津波の記録15

 

これは、宮城県石巻市の震災がれき仮置き場の様子です。
日に日にがれきの量は増えていき、20mにも及ぶがれきの山があっという間に、一面を覆い尽くすようでした。

 

私達渡邊総建は、宮城県・福島県を中心に活動しています。

地震に負けない、より強く安心して住まえる住宅を、新築・リフォーム問わず真っ当な価格で提供させて頂いております。

私達工務店に出来る事には、限りがあるかもしれませんが、出来る事に精一杯の力を尽くして行く所存です。

 

長い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。

震災に関連する記事を書く事にずっと抵抗は有りましたが、記録として残させて頂きました。

次回はスイーツの記事でも書こうかな。

株式会社渡邊総建 代表取締役専務 渡邊拓也

サイエンスホーム名取
渡邊総建 創業の想い
失敗しない家づくりのコツ 家づくり講座

私達、渡邊総建は宮城・福島をメインに新築やリフォームをさせていただいている完全注文住宅の工務店です。

宮城県にある小規模な工務店ですが、大手のハウスメーカーやビルダーに負けないコストパフォーマンスと丁寧な施工をさせていただきます。
当社は、設計から建てた後のアフター管理まで一括で管理しておりますので、建てて終わりという事は一切ありません。
渡邊総建が安心した家づくりをさせていただきます。

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